こどもの力をどうやって伸ばすか?その2

こどもが自分の力を伸ばし、将来自分の進みたい道をみつけ、すすんでいくために自分たちには何ができるか?今回は、気持ちのコントロール方法について勉強したことをまとめてみます。

「子どもは大人に比べて未熟である。間違ったことをする。」と研修会にていわれたことがある。

純粋で、単純で、言われた言葉をうのみにする。自分が言った言葉の力を信じている。ポジティブな言動が周りにあると、生き方がポジティブになる。ネガティブがあると、ネガティブになる。

自分の人生がよりよくなるよう、「やる」「やらない」をコントロールする。そのために本人は、いったい何をすればいいのか?

まずは、自分の目標をしっかり設定すること。より具体的な理想をかかげることで自分の行動をコントロールしやすくなる。例えば、「ダイエットをする!」ではなく、「今月は2kg体重を落とす!」といった具合に設定すると、自分のことをコントロールしやすくなる。

次に、自己分析を欠かさないこと。例えば、「今日の自分の体重は何kgなのか?」といった毎日の記録や、「体重が増えているのは何を食べた日か、何時に食事をした時か、何時間睡眠をとった日か」「どんな時に自分はたくさん食べてしまうのか?」など自分が太った原因を分析していく。

これらの方法の中に教員は出てこない。必要なのは、そのヒントをあたえることで、「~しなさい!」などは出てこない。「どうして?」「なぜ?」「どうしたらよかった?」などの、コーチングが非常に大きい。

教育活動を通じて、こどもを信じて任せる。そこには失敗もあるだろうが学びもある。ここで大切なのは、

このようにじっくり話をするためには、普段からの関係構築が欠かせない。「話を聞く」「気にかけている」という姿勢をどれだけ示しているかが求められる。

叱るはとてもシンプルで、簡単で、あっという間に終わるため、ついつい使ってしまう手法。

コーチングはとても複雑で、手間がかかり、時間がかかるため、普段の活動の中でなかなか使われない手法。

いかに取り入れていくのか、これからこの世界で生き残っていくために問われる。

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