開国についてのいきさつについて学びます。これまでの外交政策や世界での出来事をふまえて、なぜ開国に至ったかを考える授業です。
「ペリーについて知っていることを書きましょう」小学校での復習をします。アメリカ側から機関車の模型や白旗を送ったエピソード、日本は相撲を見せたことなどここで場を盛り上げられるとよいですね。
映像教材などを使って、日本が2つの条約(日米和親、日米修好通商条約)をむすんだことをおさえます。「教科書の地図を見て、下田と函館を赤で囲みましょう」「同じく、横浜、兵庫、新潟、長崎を青で囲みましょう」
なぜ開国したのかについて、今回は大名の意見から当時の状況を考える。「なぜはじめは拒絶派が多かったのに、2回目は許容派が増えたのか?」外国の圧力、世界での出来事、幕府の権威低下、朝廷の反対など多くの背景をおさえられるとよいですね。ただしこの発問は、2つに分けて考えさせた方が意見が出る場合もあります。テンポや時間をふまえて展開するとよいでしょう。
まとめとして、「なぜ幕府は2つの条約を結んだのか、考えをまとめましょう」一つ前の発問で出てきた意見を使ってまとめます。
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