今回は、鎌倉時代の宗教と文化についてです。
現代とのつながりを中心に展開していきます。
「仏教の修行と聞いて、どんなことを思いつくか書きましょう。」滝行、座禅、お経など出てきます。
「『せーの』で、お経を唱えてみましょう」南無阿弥陀仏、南無妙法蓮華経など。念仏、題目について説明する。この修行をする新仏教が広まったことをおさえる。
「なぜこれらの修行をする新仏教が広まったのか、考えを書こう」新仏教の特徴である「易行」「専修」「選択」をおさえる。
「これらの修行はどのような人々に広まりそうか考えてみよう」職業や地域(都市、地方)など目線を補助発問で与えても良い。生徒から出た意見を使って、鎌倉時代の仏教の特色を復習する。
鎌倉時代の文化の担い手として、武士や貴族が中心になったことを説明する。
「教科書を読みながら、武士の好みそうな例に直線を、貴族の好みそうな例に波線を、どちらでもなければ二重線を引きましょう」音読し、補足をしながら例をおさえる。
時間が余ればノートに例を書かせるなどまとめに注力させて授業を終える。
導入の例として、金剛力士像のポーズを真似してみる(手首など、微妙に人体にはできない体の動きをしていることを説明する)など、遊びも取り入れてみましょう。
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